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竹下先生のブルマー3(1/3ページ目)

2019-01-28 19:01:00

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本文(1/3ページ目)

かんのさんの投稿

「カチャッ」

 鍵を差し込むと、ドアは簡単に開いた。窓からほのかに月明かりが差し込んでいたが、部屋の中はほぼ真っ暗だった。7月初めの金土日を使った、3年生には最後の夏の大会前の合宿中、1階の食堂では野球部のミーティングが始まったばかり、ここには誰もいるはずがなかった。菅野は誰もいないのを確認すると中に入り、内側から鍵をかけた。

 合宿所の4階、野球部の女子マネージャーの寝室だった。畳の上にマネージャー3人の荷物が少しずつ間隔をあけて無造作に置かれていた。エナメルバッグの横に置かれた、予め覚えておいた愛菜の白いキャリーケースを見つけるにはそれほど時間はかからなかった。

 キャリーケースには鍵が掛かっていなかった。ファスナーをぐるりと回し、ケースを左右に大きく開いた。中にはドライヤーやバスタオル、ジャージなどの衣類に混じって、小分けにされた巾着袋やビニール袋があった。その中のひとつひとつに手を入れながら菅野が虜になっている「あるもの」を探し始めた。菅野が狂ったように虜になっている「あるもの」とは?

 1つ目、2つ目の袋の中には発見することができなかった菅野は、3つ目の青いやや厚手のビニール袋に手を入れた。2つ目の袋まではわりときれいにたたまれていた衣類が、この袋の中だけは乱雑に入っている感じがした。明らかに、昨日着た衣類がそのまま袋に押し込まれた感じだ。ドキドキしながら衣類を弄っていくと、ブラジャーのワイヤーのようなものが手に当たった。

「(この袋の中にあるに違いない)」

そう確信した菅野はブラジャーを気に留めることなく、さらに袋の奥まで手を入れた。すると、やや分厚い布のギャザーの部分が手に触れた。布のかたまり全体がジメっとしている。

「(あったー、これだよ、これ!)」

 菅野は袋の奥からその衣類を引っ張り出した。薄明りの中にうかびあがる「あるもの」

 それは愛しい愛菜の濃紺ブルマーだった。

「(やったー、ブルマーだぁ、愛菜ちゃんのブルマー、ついに見つけたぁ!)」

 長い間探し続けてきた愛菜のブルマーに触れた瞬間だった。菅野は大きく息を吐き、愛菜のブルマーを顔に押し当てると、勢いよく息を吸い込んだ。ジメっとしたブルマーから、汗と表現できない愛菜の体臭が込み上げてきた。

「(なんという香りなんだ、この匂い、たまんねぇ!)」

 菅野は興奮して爆発しそうになっている下半身を抑えることができなかった。

「(愛菜ちゃんのブルマー、穿いてオナニーしよう!)」

 菅野はジャージを下ろし、愛菜のブルマーに片脚ずつ足を入れ、ブルマーをぐっと膝の上に引き上げた。これがいつもの菅野のオナニーの仕方だった。盗もうと思ったブルマーは、この後何回も使うのに、本人の匂いが消えないように決して直穿きをすることはなかった。  

 愛菜のブルマーはMサイズなのだろうか、菅野には少々きつめだった。太腿のゴムがはちきれんばかりにピンピンとなったが、そのままブリーフの上からウエストまでブルマーを引き上げた。ブルマーの締め付けが快感でもあった。

「(ああー、愛菜ちゃんのブルマー、気持ちいい。すごい、食い込んじゃったよぉ)」

 菅野は恍惚の表情で愛菜のブルマー姿を思い浮かべ、ブルマーの上からはちきれそうになっている自分自身をこすった。

「(あ~、もういく、いく...)」

「誰か...いるんですか?」

 突然後から呼びかけられて、菅野は狼狽えた。彼は気が動転して、自分を呼んだ声が、怯えきった少女の声であることに全く気が付かなかった。

「す...すみません。つい...その...」

 そんな言葉がとっさに口をついて出た。

「えっ?先生...菅野先生ですよね?」

 続いて発せられた声は、不安が消え、安心した声に変わっていた。

「愛菜...愛菜ちゃんか?」

「どうしたんですか。先生、電気もつけないで?」

 愛菜が無造作に壁のスイッチに手を触れた。

「あっ、待って...」

「イヤァ!」

 愛菜の声が無人の廊下にまで響き渡った。愛菜は蛍光灯の光に照らし出された菅野を呆然として見つめていた。自分のキャリーケースが無造作に開けられており、彼女の前に立っている菅野の下半身には、濃紺ブルマーが身につけられていた。キャリーケースの中にあるいくつかの開けられた袋を見て、愛菜が自分のブルマーが菅野に弄ばれていることに気づくのにそれほど時間はかからなかった。

 愛菜は蛍光灯の光に照らし出された菅野を呆然として見つめた。

「ブルマー...、泥棒って...、ブルマー変態がいるって...、菅野先生だったの...?」

 愛菜は喉の奥から絞り出すような声で呟いた。菅野はつんのめるように慌ててブルマーを脱ぎ、ジャージをはき直すと、その場にへたり込み、苦り切った表情で項垂れた。

「愛菜ちゃん...、ちょっ...、ちょっと待って...」

 泣きそうな表情で部屋から出ていこうと愛菜の後ろ姿に、菅野は必死に呼びかけた。

「愛菜ちゃん、お願い、ちょっとだけ...ちょっとだけ...話を...、聞いて...」

 弱々しい菅野の声に、愛菜は黙って振り返った。

 事件の舞台は東京のY高校だった。菅野はこの4月にこの学校に赴任し、化学の教師の傍ら、野球部の副顧問をしていた。小学校のころから10年以上ブルマーフェチであった菅野の夢は高校の教員になることだった。

「高校の教員になれば、女子◯生のブルマーを生で、近くで見ることができる。可愛い子のブルマーの匂いも嗅ぐことができるかもしれない」

 そう夢みた菅野は昼夜勉強を続け、見事教員採用試験に合格したのだった。

「ブルマーが見たい!」

 その一心でこのY学校に赴任したが、現実は残酷だった。女子はブルマーを穿くことを嫌がり、体育でも下半身にはいつもジャージ姿だった。また数少ないブルマーが見えるかもしれない可能性を持つバレー部やテニス部の顧問ではなく、菅野が任されたのは、野球部の副顧問だった。

最初は愕然とした菅野だったが、ブルマーの虜になるにはそう時間はかからなかった。

 菅野は主に3年生の化学を担当していたので、3年生の生徒の顔と名前はほとんど一致するようになった。どのクラスにも必ず美少女系または可愛い系の女子が複数おり、その子たちのロッカーからブルマーを漁るようになったのだ。実際ブルマーを穿いているところをまともに見たことはなかったが、赴任して1か月後の5月には、佳子、美優、真夏、さとみ、瑠依の5人の美少女のブルマーを盗み出していた。大抵の女子は一度ブルマーを盗むと、警戒して二度と置いていかないのだが、佳子だけは違っていた。彼女はブルマーを盗まれた後も、平気でブルマーをロッカーに入れ続けている。そこでお仕置きとして、菅野はブルマーをトイレに持ち出し、ブルマーの股間から前面がテカテカになるまで何度も何度も精子をぶっかけた。

 普段は可愛い女の子のブルマーを発見すると、匂いのついたまま自宅に持って帰り、まずはブルマーをかぶり、股間の匂いを堪能した。匂いに満足すると、ブリーフの上からブルマーを穿き、ブルマーの上からチンチンを擦り、発射しそうになるとウエストのゴムの上からチンチン出し、ブルマーを汚さないようにして周囲に精子をぶちまけるのだった。発射後は、ブルマーを脱ぎ、大きな枕に体操服と一緒に穿かせて、股間を弄繰り回すのが日課だった。

 また学校では、6月1日になれば、夏休みをはさんで9月30日の衣替えまで、長めのシャツでブルマーを隠したまま校庭で跳ね回る、飾り気のない女子の姿を化学準備室の窓から眺めながら、可愛い女の子のブルマーを弄んでいるところを妄想する日々が続いていた。

 そんな中、未だにブルマーを手に入れることのできない美少女がいた。愛菜だ。愛菜はとても優秀で、頭の切れる優しい女の子で、その上とても可愛いく、Y校一の美少女と言っても過言ではなかった。ラッキーなことに愛菜は野球部3人のマネージャーのうちの一人で、副顧問の菅野とは普段から頻繁にやりとりがあった。愛菜はYの文字がついた赤い野球帽をかぶり、野球部の選手登録などの仕事で化学準備室に来ることも多く、いつしか愛菜の進路についての相談も受けるようになっていた。

 愛菜のクラスの体育の授業の時は、化学室のカーテンの隙間から決まって愛菜を追い続けた。愛菜は、髪は肩まで長く、日に焼けた小麦色の肌をしている。スタイルが良く、身長も160センチはあるだろう。胸もおしりも、太もももピチピチと音がして弾けそうなくらいだ。愛菜のすそを出した白い体操服の下に穿かれているはずの濃紺ブルマーを想像しながら、菅野は興奮を止めることはできなかった。窓の半分をカーテンでさえぎると、愛菜のブルマーを追い続けながら何度も何度もオナニーした。あのブルマーの股間に手を伸ばしたい。ブルマーの上からオマンコをもみもみしたい。そういう欲望がどんどんふくらみ,彼女のブルマーを手に入れたくてたまらなくなった。放課後になると何度も教室やマネージャー室にある愛菜のロッカーを漁ったが、愛菜は決してブルマーを学校に置いていくことはなかった。

「(愛菜はスカートの下にブルマーを穿きっぱなしなのだろうか?」

 答えはそれしかなかった。菅野は愛菜のブルマーを手に入れたい欲求が高まり、男が少女のブルマーの上から股間を揉んでいるエロ漫画の一部をコピーし、その上に「ブルマブルマブルマブルマ、ブルマよこせ。お前のブルマの匂いを嗅ぎたい」と書きまくり、愛菜の教室のロッカーの中に入れみたりした。

 数日後、愛菜のロッカーの中にその紙がなくなっているのを確認すると、愛菜の反応が知りたくなり、わざとらしく

「愛菜ちゃん、元気?」

と声をかけてみたりしたが、愛菜はいつもと同じくにっこりして、特に変わった反応を見せることはなかった。

 どうすれば愛菜のブルマーを手に入れることができるか、菅野の出した結論は、合宿で愛菜が学校に泊まった2泊目の土曜日の夜に愛菜のバッグの中を狙うことだった。

 そんな彼のブルマーライフも破綻の時が来た。野球部の生徒は1階の食堂でミーティング中であり、菅野は誰も来ることはないと確信して4階のマネージャーの寝室に忍び込び、ブルマーを弄んでいたところ、忘れ物を取りに来た愛菜に発見されたのだった。

 さて、愛菜をなんとか呼び止めた菅野は、服装を整え、寝室を出ると、愛菜と4階の廊下の片隅で話し合いを持った。しかし、言い逃れのできない彼は、しばらくは俯いたままだった。そんな気まずい雰囲気を救ったのは、なんと愛菜の方だった。青ざめ、今にも泣き出しそうにしている菅野に、母性本能を擽られたのかもしれない。

「先生、佳子や美結がブルマー盗まれたって言ってたよ。先生が盗んだんでしょ。」

 観念して俯く菅野の顔を愛菜が覗き込んだ。

「それから、私のロッカーにエロい落書き入れたでしょ。ブルマブルマって何回も書いて。」

 菅野の額に冷汗が浮かぶ。緊張と絶望感のあまり、血の気が引いていくのがありありと分かった。

「私、不安だったんだよ、キモかったし、一体誰がこんなことをするのかって。クラスの男子をみんな疑っちゃった。それに、ブルマブルマって一杯書いてあって、私のブルマーの匂いをかぐって何?ブルマー変態じゃん。」

「...」

 菅野は恥ずかしさのあまり、何も答えることができなかった。

「先生はなんでブルマーが好きなの?」

「...、ブルマーの食い込みが...好きなんだ。」

 菅野は絞り出すような小さい声で答えた。

「へえぇ~、お尻に食い込んでいるところ?」

「いや、お尻ではなくて、...その...前の...お股に食い込んでいるのが好きなんだ。」

「えぇ?いやだぁ、お股にそんなに食い込んでいるかなぁ?それを見てどうなるの?」

「...触りたい...と思って...興奮するんだ...」

 話が進むにつれて、愛菜は好奇心に満ちたまなざしで彼を見るようになっていた。

「でもウチの学校って、みんなブルマー穿いてるけど、シャツ長くして見せないじゃん。」

「...そうなんだ、だから余計、ブルマーを見たい、ブルマーに触りたい気持ちが募ってきてしまったんだ。」

「へえ、そんなもんなんだ。」

 愛菜は妙に納得しているようだった。

「ところで、先生って、いつ頃からブルマー好きになったの?」

 執拗に質問を続けてくる愛菜にとまどいながらも、菅野はもうすべてを話すしかないと堪忍した。

 菅野は小学校高学年ころからブルマーに異常に興奮を覚えたこと、そして初めてブルマーの上からお股を触ったこと、中学校に入って同級生のブルマーを水泳の時間に盗んだこと、高校では今回のように合宿中に同級生のブルマーを盗んだこと、大学では家庭教師先の洗濯機から教え子の中◯生の物だと思って盗み出したブルマーが、母親のもので、それがばれて大変な目にあったことなどを、ゆっくりと少しずつ話した。

「そうなんだぁ、先生、先生の一生はブルマ一色で、すべてがブルマーのために回っているみたいだね。すごいキモいんだけど...、先生の友達でブルマー好きな人っているの?男子がブルマーの話してるの聞いたことないんだけど。」

「...いると思うけど、...そんなに多くないかもしれない...」

「ねえ、先生、私のブルマー、持って帰るつもりだったんでしょ。さっき穿いてたよね。ブルマー持って帰って何に使うんですか?」

 愛菜は意地悪そうな目で菅野を覗き込んだ。

「...」

「まさか、先生、いつも私達を教えているとき、ズボンの下にブルマーを穿いているんじゃないでしょ...。先輩が、エッチなことするネタにするんじゃないかって言ってたけど、それってどういうこと?」

「...」

「じゃあ先生、ちょっと待っててね。」

 愛菜はそう言うと、立ち上がり、菅野が忍び込んだマネージャーの寝室の中に消えていった。

 ほどなくして、愛菜が戻ってきた。ジャージの上着の中に何かを隠しているように見えた。

「はい、先生これ、じゃあ家に帰ったらどうするのか教えて。」

 愛菜はジャージの中に隠し持ってきたブルマーを菅野の目の前に差し出した。

「えっ...」

「さあ、まずブルマーをどうするの」

 菅野にとっては屈辱だった。18歳の教え子に、自分の隠してきた性癖を責められている。

「私、どうしても知りたいんだ。男の人のこと。ねえ、先生どうするのか教えて」

 ぐいぐいと攻め込んでくる愛菜をもうはぐらかすことはできなかった。

「...まず、ブルマーの...匂いを...かぐんだ...。」

「ふーん、汗くさいだけじゃないの?」

「うん、愛菜ちゃんには分からないかもしれないけど、ブルマーの匂いってのがたまらないんだ。」

 菅野は重い口調で話し始めた。屈辱感が彼を襲ったが、愛菜はそんなことはおかまいなしに、菅野を珍しそうに見つめていた。

「それって、ひょっとしてオマタのとこの匂い?」

 愛菜はスッとと言ってのけた。菅野はドキまきした。

「いや、それもあるけど...、なんて言うのかな、甘酸っぱいような...」

「あっ、知ってる。それ...自分の匂い。お風呂に入るときブルマーを脱いで洗濯機に入れるとき、ムッとするくらい匂う時があるよ。」

 愛菜があどけなく頷いた。

「ふーん、でも何でブルマーなの?下着の方がいいんじゃないの?」

 愛菜は菅野からブルマーを取り返し、自分のブルマーに鼻をあてた。

「いや...、ブルマーじゃないとだめなんだ。ブルマーの、あの食い込みや、モッコリした感じが、目に見えない下着よりも好きなんだ...」

「男の人って、こんな匂いが好きなの?へんなの...」

 菅野は胸を鋭く抉り取られるようだった。愛菜のブルマーが二人の間を行ったり来たりする。

「でも、ブルマーの匂いかいで、それからどうするの?興奮するわけでしょ。」

「...」

 これが本当に菅野が清純さをイメージしてきた愛菜なのだろうか?菅野は信じられないものを見るような目で愛菜を見つめた。

「どうなのよ、ねえ...、そうなんでしょ。」

「ウ、ウン...、まあ、そうだ...。」

「それでそれで?」

 愛菜の好奇心はとどまるところを知らないようだった。

「わかったあ。自分でしちゃうんでしょう?」

 愛菜がいたずらっぽく目をくりくりさせながら、声を出した。菅野はただ、黙って頷くだけだった。

「それってオナニーっていうんでしょ。どうやってやるの?ブルマーの匂いを嗅ぎながらするんでしょ?」

 菅野は愛菜のあまりにもストレートな言葉におののいた。

「いや...さっき見られてしまったけど...ブルマーを穿くんだ。」

「あーっ、それでさっきブルマー穿いてたんだ。じゃあ、オナニーしようとしてたってこと?ひやー!ブルマーを穿いたまま出すの?」

 核心を突かれ、菅野はグーの音も出なかった。

 愛菜は再び菅野からブルマーを奪い取ると、ウエストのゴムの部分を広げ、ブルマーを立体的にした。

「じゃあ、今これ先生が穿いてるとするでしょ、そうしたらどうやってやるの?」

 菅野は言われるままに、ブルマーの前の部分に手を当てた。

「ブルマーを穿いたら、ここを、...この前の部分を自分で擦るんだ。」

「擦ると出ちゃうんでしょ。ブルマーの中に出しちゃうの?」

「いや、ブルマーは何度も使うので...汚さないように、外に出すんだ。」

「えー、外に出すって、どうやって?」

「出そうになったら、このウエストのゴムを下げて、こうやって外に..」

 菅野は情けなかったが、いつものオナニーの方法を愛菜に教えた。

「じゃあ、出た精子、どうするの?」

「いつもは、ティッシュに、出すんだ。ブルマーを汚さないように。」

「今日はどうするつもりだったの?ティッシュないじゃん。」

 愛菜の荷物にひっかけるつもりだったとは、口が裂けても言えなかった。

「...」

「だって先生さ、佳子のブルマー、凄い汚してるでしょ、佳子のブルマーテカテカになってたよ。女子の間では、みんなこれは精子だ、変態がいるんだ、って言ってた。」

「...」

「先生がやったんでしょ!」

「...そう...だ」

 菅野はもう消えてしまいたかった。

「ブルマー汚さないって嘘じゃん?」

「違うんだ、...佳子さんのブルマーは5月に一度盗んでもう手に入れていたんだ。それで...2枚目は、もう盗まないから...汚してしまおうかと...」

「うわー、きもい。先生って自分の性欲を満たすためにはなんでもやるんだ。」

「いや、決してそんな...、」

「みんな、ブルマー泥棒、ブルマー変態がいるって、結構噂になってるんだよ。」

「そうなの?先生の耳には全く入ってこなかったけど...」

「そりゃそうでしょ。私ブルマー盗まれました。私ブルマー汚されましたなんて、担任の先生に言える?担任男だし。」

「そうなのか,,,」

「ブルマー泥棒、ブルマー変態が菅野先生だったって知ったら、みんなびっくりするだろうなぁ。まさか先生とは思っていないだろうし。」

「愛菜ちゃん、お願いだ。何とかこのことは黙っていてくれないか?」

 菅野はブルマー泥棒という、こんな破廉恥事件で職場を追われたら...、そう思うと絶望感を感じるのを禁じ得なかった。

「先生、ずいぶん勝手なこと言うじゃない。私にもこんな嫌な思いをさせておいて。あのブルマブルマって書きなぐってあったキモい絵を見せられてから、すごい不安だったんだから。」

「...本当に...本当にごめんなさい。」

「それに今日だって、人の持ち物勝手に開けて、しかも私が穿いていたブルマーを盗もうとするなんて、先生クビになっても仕方がないんじゃない?」

 菅野は絶望的な気持ちになったが、愛菜にお願いするしかなかった。

「本当にごめんなさい。もうこれ以降、人のブルマーに勝手に触ったり、盗んだり絶対にしません。だから...誰にも言わないでください。お願い...」

 菅野は泣きそうになって愛菜に懇願した。

「...」

 二人の間にしばし沈黙が続いた。

「じゃあ先生、もう人のブルマーを勝手に盗んだり触ったりしないって約束できる?」

「する。絶対する。もう絶対に人のブルマーを盗ったりしない。誓って...」

 菅野の答えを聞いて、愛菜は一人で納得したように、何度も頷いた。菅野もその様子を見て、安堵感を募らせた。

「じゃあ先生、もうしないって約束だよ。そしたらさあ、このブルマー、先生にあげるよ。」

 菅野をあざ笑うように、愛菜はブルマーを菅野に手渡した。

「えっ、どうして?」

「だって先生、私のブルマーがどうしても欲しかったんでしょ。汗くさいからちょっと恥ずかしいけど、私がいいよと言ってるんだから、持っていけばいいじゃん。」

「...ブルマーがないと、困るんじゃないの?」

「大丈夫、これは昨日穿いてたブルマーだから。明日のブルマーはちゃんとあるから。それに、先生が穿いたブルマーなんて、私穿けないよ。」

「それも...そうだな。」

 菅野はそう言われるとちょっと残念な気もしたが、愛菜が自分からくれるという宝物を拒む理由はなかった。

「わかった、ありがとう。」

「じゃあ、先生、それしまったらミーティングに来て。みんな菅野先生がいないね、って言ってたよ。私もスコアブック持ったらすぐに降りるから。」

 愛菜はそう言うと立ち上がり、寝室に消えていった。

 合宿が終わり、月曜日から通常の日課に戻った。夏休みまであと少しだった。愛菜は相変わらず赤い野球帽をかぶり、明るく振る舞っていた。菅野には、

「こんにちは」

 と挨拶するだけで、あまり目を合わせることもなく、特別な会話もないままだった。

 ブルマー泥棒の噂も広まっている様子はなく、菅野は徐々に落ち着きを取り戻していった。

 そんな時、突然、養護の竹下先生から声をかけられた。

「菅野先生、お忙しいところ申し訳ないけれど、先生に折り入って相談とお願いがあるの。今日の放課後時間をとってくださらない?」

「(愛菜が何か言ったのか?)」

 菅野は一気に不安が押し寄せてきたが、努めて平静を装い、返事した。

「相談とお願いですか、わかりました。4時半頃になりますが、保健室に伺います。」

 竹下は40歳くらいだろうか、とても整った顔をしていて、メガネをかけている、安田美沙子似の美人系だ。おそらく結婚しているのだろうけれど、男性職員からはとても人気があった。性格もとても良く、若い菅野にも度々声をかけてくれていた。菅野にとってはどこかで会ったことがあるような懐かしい雰囲気を持つ人だった。

 こんな竹下だから、多くの生徒が竹下をしたって保健室へ行き、相談をもちかけていることは知っていた。

 放課後、4時半を回った頃、菅野は竹下のいる保健室を訪れた。

「菅野先生、よく来て下さったわ。ありがとう。」

「いいえ、先生とお話しできるのを、私も楽しみにしてきました。」

「そうなの?初めて教員になって、生徒はどう?」

「みんな、人なつこくって、とても可愛いですよ。」

「それはよかった。じゃあ本題に入るわね。」

 竹下はそう言うと、自分の机の引き出しから2つのものを取り出した。1つは黒いビニール袋に、もう一つは封筒に入っていた。

「(まさか?ブルマー?)」

 菅野の顔に不安がよぎった。

「先生、こっちの黒い袋、何が入っていると思う?」

「(大きさ的にはブルマーだな、でもまさか。)こっちですか。何だろう?」

 菅野は努めて平静を装った。

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