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【超高評価】
仕事に厳しい女の上司を白目を剥いて気を失うほどイカせたら、女の喜びを知ったと告白された(1/3ページ目)

2016-10-07 12:46:57

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本文(1/3ページ目)

小林さん(20代)の投稿

「小林くん!それだから、アンタはダメなのよ!」

また怒鳴られて、萎縮しそうになったが、ボクは心を奮い立たせて、ハイと返事をした。

あのころのボクは、会社に入ったばかりの新入社員だった。

大学では、スポーツばっかりやっていたので、勉強はしていない。

だから、会社に入っても常識がないと言われたり、気が利かないと怒られることがしょっちゅうだった。

研修が終わり、配属になってからボクの上司になったこの女性は、異常に厳しかった。

でもこの人の言っていることが、強ち間違ってもはいないと内心思っているので、なおのことムカついた。

名倉皐月。

それがボクの上司の名前だ。

背は高めで、身体が細く、ちょっと残念なことに貧乳だ。

顔は中の上。

いや、公正中立、公明正大、且つ自分に正直に言えば、上の中だ。

それなのに、いつも黒縁のメガネを掛けていて、コンタクトにしようという気もないらしい。

しおらしくすれば、モテそうなのにもったいない。

下手をすると、どこか男をバカにして、見下しているようにも受け取られかねないところがある。

実をいうと、ボクも最初はそうなのかと思っていた。

初めて会ったときにハッとさせられた。

モデルのように長い脚で、カッコいいところが、印象的だった。

おまけに、ボクの苦手な英語が堪能で、海外のデザイナーや輸出業者とも電話で対等に渡り合っている。

ところが、配属になって一時間で冒頭のような罵声を浴びせられて、別の意味でハッとさせられた後は、急速に引いた。

「なに?また名倉さんに叱られているの?」

名倉さんに叱られるというか、罵倒されたあと、少しふてくされて書類を整理していた。

すると、ラボのさくら先輩が声を掛けてきた。

さくら先輩は、毎年営業部主催で行われているクライアント向けのイベントにサポートで参加したときに知り合った。

と言っても、参加したのはボクの意思ではなく、上司の指示だった。

さくら先輩は、営業部のカチョーに気があるらしく、何かと口実をつくっては本社にやってくる。

専ら、そういう噂だった。

でも、いい人だ。

ボクの上司と同じで、貧乳だけど。

ボクが気まずそうな表情を顔に浮かべると、さくら先輩は慰めるように言ってくれた。

「商品開発部も大変ね」

首だけで会釈をするようにボクはコクリと返事をした。

労いの言葉をかけてもらって少し気持ちが和らいだ。

名倉さんからは、そんな優しい言葉を聞いたことがない。

「でも、商品開発は名倉さんでもっているようなものだから、しっかり鍛えてもらうのね」

それだけ言うと、さくら先輩は通りかかった技術部長に軽く会釈をしながら営業部の方へと向かっていった。

技術部長は、いつものようにタオル地のハンカチで禿げ上がった頭を拭いていた。

「なに、油を売っているのよ」

さくら先輩を目で見送っていると、いつの間にか名倉さんが背後に立っていた。

両手の拳を腰に当てて仁王立ちになっている。

また、何かを言われるかと思ったが、名倉さんは独り言のようにボソッと言った。

「綺麗な子に見惚れるのはわかるけどさ・・・」

「えっ?」

振り向いたとき、名倉さんは既にボクの元を離れ、自分の席へと戻って行っていた。

一瞬だけ、女性の片鱗が顔を覗かせたように思えた。

ただ、それはほんの一瞬のことだった。

それからも名倉さんの厳しい指導は続いた。

最初のころは、怒られているだけのように感じていたが、そのうち、あることに気づいた。

やったことが、正しくても、間違っていても、自分で考えずに行動すると怒られるのだ。

いや、叱ってくれているのだとわかってきた。

そのことに気づいたころ、名倉さんの指導ポイントが変わってきた。

「小林くん、スポーツをやってたくせに、そんなこともわからないの!」

今度は、他部署との連携を怠ると叱られた。

社内でのチームプレーのことを言っているのだ。

ボクは心の中で一人、呟いた。

「ボクは団体競技じゃないんですけど・・・」

そんなこともあったけど、ボクは徐々にだけれど要領を掴んでいった。

そして、名倉さんの注意ポイントを考えるようになった。

やがて、それにも慣れて、ポイントがどこにあるのか、すぐに気がつくようになった。

すると、どうだろう。

驚くほど、仕事が円滑に進むようになったのだ。

名倉さんに罵倒されることも少なくなった。

そうなると、憂鬱だった毎日が一転して、何だか楽しくなってきた。

「購買にはちゃんと連絡したの!?」

「笹倉さんに、サンプルを工場から取り寄せてもらうように、頼んでおきました」

「技術には、話を通した?」

「はい、新庄さんに見てもらってます」

そんな風に答えて、名倉さんが

「そうなの?」

という表情を見せることもあった。

ボクは心の中で、ガッツポーズをしていた。

尤も、そんなことは滅多になかったけれど。

一年が経ったころ、ボクは商品販売企画を任された。

初めてのことだったので、最初は散々な出来だった。

悔しいことに、出来の悪さが自分で解っていても、自分では何をどうすればよいのかわからずにいた。

すると、意外なことに名倉さんがヒントを出してくれるようになった。

名倉さんに手直しを受けながら、少しずつ形にしていって、最後には初めての企画を通してもらった。

熟年層を狙ったクラシック調家具の販売企画だった。

企画推進にあたっては、プロジェクトチームが組まれることになった。

自ら名乗りを上げてくれたラボの先輩たちが手伝ってくれることになり、森本先輩とその同期のさくら先輩がプロジェクトメンバーとして参加してくれた。

「森本さん、いつも時間を割いてもらってすみません」

そう言うと、さくら先輩が森本先輩をからかうように言った。

「いいのよ。森本くんは、本社に来る口実ができて嬉しいんだから」

森本先輩も負けずに言い返した。

「それは、お前だろ!」

何のことかよくわからなかったが、二人が笑うのに合わせて、ボクも笑った。

ボクの企画したプロジェクトには、社長も関心を寄せてくれていたらしい。

そう教えてくれたのは、秘書の田之倉さんだった。

わざわざ差し入れを持って陣中見舞いに来てくれた時のことだった。

田之倉さんは、ボクの上司とは違って、清楚でお淑やかなオーラでいっぱいの美人だ。

この二人が同期と聞いて、また驚いた。

田之倉さんについ見惚れてしまったら、さくら先輩に小突かれた。

そのとき初めて田之倉さんのお目当てが、森本先輩だったことを知った。

森本先輩も隅に置けない。

プロジェクトが佳境に入り、休日も返上して働いた。

技術部長が顔を出してくれたり、営業の女性エースといわれている倉木先輩や工場の香取さんが様子を見に来てくれることもあった。

休みの日でも仕事をしている人がこんなにたくさんいるのを知って、自分のそれまでの甘さを思い知らされた。

企画が軌道に乗ったころ、公私にわたり、プロジェクトを支えてくれたみんなとの打ち上げをすることになった。

言い出したのは、意外なことに名倉さんだった。

それなのに、宴会当日、名倉さんはテーブルを挟んでボクと一番離れた席についていた。

それまでの反省とお礼を言いたかったのに、ちょっと残念だった。

ボクが座った席は、ラボの森本先輩とさくら先輩の向かいだった。

アーモンドアイの田之倉秘書が森本先輩の隣に座ってきた。

目の保養になると思っていたら、さくら先輩に目ざとく気づかれて、その時も軽く小突かれた。

「皐月の指導は厳しかったでしょう?」

田之倉さんに言われて頷いた。

「最初は、ハラスメントかと思っちゃいましたよ」

冗談を交えて言うと、森本先輩に窘められた。

「冗談でもそんなこと、言うなよ」

「そうよ、知らないだろうけど、

「小林くんを手伝ってあげて」

って私と森本くんのところに言ってきたのは、名倉さんなんだから」

さくら先輩にもそう言われた。

意外ことばかりだった。

更に追い討ちを掛けてきたのは、田之倉さんだった。

「そうよ、企画に厳しい注文をつけてきた営業部長を説き伏せたのも皐月だし」

名倉さんがどうしてそこまでしてくれるのか、ボクには不思議だった。

そう思っていたはずなのに、それを訊きたかったはずなのに、ボクは別のことを訊いてしまっていた。

「どうして、営業部長が?」

「販売ルートにコストが掛かり過ぎるって」

そこから、プロジェクトの話題に移ってしまって、結局ボクは名倉さんのことを訊きそびれてしまった。

テーブルの向こうで、工場の香取さんや営業の倉木さんと一緒に談笑している名倉さんの姿が目に入った。

「名倉さん、飲みすぎですよぉ」

お開きになったころ、営業の倉木さんが名倉さんに言っているのが聞こえた。

「名倉さんと方向が同じだから、ボクが送って行きますよ」

森本先輩がそう言ったとき、田之倉さんが森本先輩の脇腹を小突くのが見えた。

「このプロジェクトが終わるとね、小林くんは異動なの」

田之倉さんが、これでもか、というほどの爆弾情報を投げ込んできた。

「それで、名倉さん、荒れてるのね・・・」

さくら先輩までもが、意味深なことを言う。

運動バカで、気が利かないボクでも、皆が暗に告げていることのイミくらい想像がついた。

何となくだったけど。

「小林くん、名倉さんをお願いね」

タクシーを停めた倉木さんに促され、ボクはぐでんぐでんに酔っ払った名倉さんを後部座席に押し込んだ。

ボクが乗り込むと、皆に見送られたタクシーは直ぐに発進した。

暫くすると、名倉さんが徐に身体を起こし、酔った目をボクに向けた。

「小林くん!」

かなり呂律が怪しくなった名倉さんが言った。

「はい」

「私のこと、ひどい上司だと思っているでしょう」

酔った目の名倉さんが、更にボクに視線を向けて言った。

「そんなこと、ありませんよ」

名倉さんは身を乗り出して、ボクの方に顔を近づけてきた。

ピンク色に頬を染めた名倉さんの顔はいつになく、色っぽかった。

「そんなこと、ある!」

「名倉さん、顔が近いですよ」

そういった瞬間、名倉さんの唇がボクの唇を覆った。

心臓が止まりそうなくらい驚いた。

そして次の瞬間、ボクは自分の意思とは関係なく心臓がバクバクするのを感じていた。

名倉さんの体重がボクの方に圧し掛かってきて、いつまでも唇が重なり合っていた。

「ぷはっ!」

息が苦しくなって、名倉さんの肩を押して引き離すと、名倉さんは鼻眼鏡になって眠っていた。

その顔を見た瞬間、ボクは思わず吹き出してしまった、

「なんだよ、いきなり。ドキドキして損した」

ひとりごちて、名倉さんの身体をシートの背もたれに預けると、ボクは窓の外の明かりを眺め続けた。

「お客さん、ここでいいですか?」

デザイナーズマンションの前でタクシーが停まり、運転手がバックミラー越しに話しかけてきた。

タクシー代を払って、名倉さんの身体を支えるようにして降りた。

すると、タクシーは扉を閉めて、すぐに走り去ってしまった。

「名倉さん、鍵はありますか?」

黙って差し出されたバッグを受け取った。

「失礼しまーす」

聞いていないだろうが、一応断ってバッグを開いた。

「どこだよ・・・」

鍵はなかなか見つからなくて、ごそごそやっていると名倉さんの手帳から写真が食み出しているのが見えた。

写っているのが、どうもボクのような気がしてそれを引っ張り出してみると、果たしてそれはボクだった。

「どうしてこんなものを・・・」

営業主催のイベントのときの写真で、そこにはボクの横顔が写っていた。

慌てて写真をバッグに戻し、やっとキーホルダーを見つけた。

するとそのキーホルダーは、ボクが使っているのと同じものだった。

自分では殆ど歩いてくれない名倉さんの身体を支え、漸く部屋の前に辿り着いた。

身体を鍛えていてよかったと、そのとき少し思った。

鍵を開けて、名倉さんを支えて中に足を踏み入れた。

スイッチを手探りで探し、灯りをつけた。

灯りに照らされたその部屋は、まさに絵に描いたような女性の部屋だった。

名倉さんの身体をベッドに横たえて部屋の中を改めて見渡した。

カーテンや壁紙はピンクと白を基調とし、部屋の中には縫いぐるみや小物が飾ってあった。

意外なことや、驚きの連続の一日だった。

メガネが壊れてしまわないように、そっと名倉さんの顔から外し、ベッドの脇の小机に置いた。

もともと色白で、メガネの奥の瞳が大きいことは知っていたが、改めて見る名倉さんの寝顔は綺麗だった。

悪魔がボクに囁いている。

ついに、そのときが来た。

そう思っていた筈なのに、その時は名倉さんに何もできなかった。

彼女の寝姿はあまりにも無防備で、そんなときに何かをするのはなんだか卑怯な気がした。

いや、単にボクに意気地がなかっただけかもしれない。

ボクは、名倉さんに布団をかけ、マンションの部屋を出ると施錠した。

鍵をどうしようか迷ったが、一階のポストに入れておいた。

それから名倉さんにLINEを送って、鍵の場所を告げた。

翌日の名倉さんはいつも通りの名倉さんだった。

オフィスに着いたとき、名倉さんはすでにパソコンを開いて海外からのメールを読み始めていた。

「おはようございます」

ボクもいつも通りに挨拶をした。

名倉さんもパソコンから目を離さずに、いつもと同じく、一言だけ言った。

「おはよう」

少し会話が少なめだったが、そんな日は珍しくない。

そんな日が暫く続いた後、ある日、ボクは誰かの視線を感じて、パソコンから目を上げた。

名倉さんと目が合うと、名倉さんは慌てて目をそらし、カタカタとキーボードを打つ音が聞こえた。

そんなことがあったので、少しぎこちない感じで、名倉さんを意識していた。

とはいえ、プロジェクトを抱えたボクは忙しく、いつの間にか仕事に忙殺された。

一段落して、ランチタイムを前に名倉さんから声をかけられた。

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